研究会案内 2009-1![]()
アイリッシュ・パブとはなにか? 百人いれば百人の考えがあるのではない
でしょうか。9月の例会は、今や世界の大都市ならどこにでもあるアイリッシュ・パ
ブについて、考えてみます。会場はもちろんアイリッシュ・パブ!
日時:2009年9月19日(土) 15:00−17:00
場所:アイリッシュパブ ザ・シャノンズ
東京都品川区大崎1-11-6 TEL/FAX 03-5437-5779
http://www.avalon-intl.co.jp/shannons/
参加費:無料・お店にてオーダーをお願いします。
▼トーク1
タイトル: ニューヨーク名物、McSorley's Old Ale House
萬崎めぐみ氏 (アイルランド製品輸入販売自営業)「上等のエール、生のタマネギ、女性お断り。」ニューヨーク・イーストヴィレッジ
に1854年開業のMcSorley's Old Ale House、看板にそう書かれていたそうです。
リンカーン以降の歴代大統領が訪れ、禁酒法(1920〜33年)の時代も営業し続けたア
イルランド系の酒場で、壁を埋め尽くす額の中にはフィニアンの盟約書(1858年)も
あるとか。アクション映画『ハード・ウェイ』や常盤新平氏のエッセイから、この酒
場の1シーンを軽くご紹介の予定。(萬崎)▼トーク2:
タイトル: 「アイリッシュ・パブの過去・現在・未来」
小松健二郎氏
(日本アイルランド協会 会員/アイリッシュパブ ザ・シャノンズ オーナー)アイリッシュパブ(東京都品川区大崎)を営業されている小松健二郎にお話を伺いま
す。開店されてから10年を経た今、改めてアイリッシュパブをめぐる状況の変化、
その魅力、これからのビジョンについて、存分に語って頂きます。連絡先:山本拓司
発表要旨:Glenn Patterson(1961-- )は現代北アイルランド
を代表する小説家である。デビュー作Burning Your Own(1988)
から最新作The third Party(2007)に至るまでの7つの小説の
中で、絶えず移り変わり行く北アイルランドの姿を描き続けて
きた。それはナショナリストとユニオニストの紛争であると同時に、
その陰に隠された、あるいはそれを乗り越えて発展しようとする、
北アイルランドのグローバルな姿である。そしてパ タソンの小説の
特徴はメタファーの効果的な使用と、それがもたらす多様な解釈の
可能性である。本発表では、私自身の北アイルランド訪問とパタソンと
の出会いの体験を交えながら、パソンの小説の普遍的意義と価値に
ついて述べる予定である
日時:5月16日(土)14:00-17:30
場所:法政大学市ヶ谷キャンパス・ボアソナードタワー5階0502
発表:風間泰子(早稲田大学大学院)
「日本とアイルランドの美術上の接点」
要旨:アイルランド美術について包括的な記述がある日本の事典類は稀であり、
研究者でも写本を中心とした初期中世のものに触れる程度である。フランス
美術におけるジャポニスムのような日本との接点は見当たらない。
しかしながらアイルランド人の手による家具や帽子は知られている。
展覧会により、アイルランド美術が本格的に日本へ紹介されたのは20年程前
である。アイルランドでは国際展により、それ以前から日本人作家へ国際的な「場」 を提供することがあった。さらに近年では、アイルランドを作品の題材に選ぶ日本のア
ーティストが増えてきた。現代美術ブームなど昨今の社会情勢のお陰でより活発に なった両国の接点を資料提示の上指摘したい。
連絡先:日本アイルランド協会事務局 (mori-mcelwain@mtg.biglobe.ne.jp