研究会案内 2010![]()
日時:2010年3月6日(土曜日)15:00−18:00
会場:立教大学13号館1階会議室(理学部4号館裏)
キャンパスマップをご参照ください。
http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campus.html
発表:辺見葉子氏(慶応義塾大学)
「J. R. R. トールキンと“things Celtic”」
発表要旨:
『指輪物語』の作者J. R. R. トールキンといえば、古英語・中英語を専門とする言語学者として名高いが、彼の次のような側面はご存知だろうか。
1)エルフ語の一つ、「シンダリン」をウェールズ語の音韻体系をモデルにつくり 上げたこと、
2)ウェールズ語/ブリトン語がイングランド人である自分にとっての“native language” であると主張する、ユニークなウェールズ語観・ブリテン観の持ち主であったこと、
3)ケルティシズム批判の先駆者的存在であったこと、
4)『イムラヴ』という聖ブレンダンの航海譚の独自のヴァージョンを書いていること、
5)ブロセリアンドの森を舞台にブルトン・レを模した作品を書いていること等々。
今回の発表では、トールキンの“things Celtic”観を明らかにし、さらにその反映を『指輪物語』および彼の神話作品において検討したい。
日時:2010年3月20日(土)14:00-17:30
場所:法政大学市ヶ谷キャンパス・ボアソナードタワー5階0506報告:ルイ・M・カレン氏(TCD名誉教授)
" United Irishmen, Arthur O’Connor, and the politics of disaffection"
コメンテーター:後藤浩子氏(法政大学)
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日時:2010年1月23日(土)14:00-17:30
場所:法政大学市ヶ谷キャンパス・ボアソナードタワー5階
0502教室
報告:山田朋美氏(津田塾大学大学院)
「戦間期におけるアイルランド‐日本外交関係の展開」
報告要旨;本研究の目的は、戦間期におけるアイルランドー日本交流史の史的展開を
明らかにすることにある。アイルランドと日本の国交が正式に結ばれたのは1957年で
ある。しかし、非公式には、両者の関係はそれ以前から始まっていた。戦間期におい
ては、日本で、「アイルランド問題」が朝鮮統治を実行する官僚や、逆にこれを批判
する知識人らから関心を集めたことや、文学者がアイルランド文学に親しみを感じ、
これを翻訳・研究を行っていたことは既に多くの研究者により指摘されている。
本報告では、アイルランドと日本の交流史を、日本側からのみでなく、アイルラン
ド側からの視点も取り入れることによって、両者の関係の実態を把握することを試み
る。今回は、特に外交関係に焦点を当て報告を行う。一般的に「伝統的な友好国」と
されているアイルランドと日本であるが、新秩序形成の試みがなされた戦間期、「小
国」として外交の舞台に新たに登場したアイルランドと「大国」としての地位を獲得
した日本は、互いをどのように捉え、どのような関係が構築されたのかを明らかにし
たい。連絡:日本アイルランド協会事務局
e-mail: mori-mcelwain@mtg.biglobe.ne.jp